9月に入り、夏の暑さも和らぎ秋の気配を感じる季節になりました。
夏の疲れを引き連れて体調を崩す方が多くなる季節でもあります。
特に9月は台風の発生などによる「気圧痛」が増えます。
気圧痛とは、気圧の変化によって耳の中にある内耳の過剰反応が起こり、自律神経のバランスが崩れることによるものだといわれています。
また、暑かった夏に比べ朝晩の気温も涼しくなることによる「寒暖差頭痛」もあります。
「気圧痛」も「寒暖差頭痛」もいわゆる気象病といわれるもので、天候の変化などによるところが多いです。
そしてどちらも自律神経のバランスを崩す原因の一つになります。
鍼灸で自律神経系統への施術は可能ですが、いつ何時起こるかわからない気象病に対して簡単なセルフコントロールも知っておくと良いかもしれません。
自律神経のバランスを崩す内耳の過剰反応に対して、耳周りの血流を良くしておくというのは対処方法の一つといえます。
ツボで言うと【完骨】 耳の後ろにある出っ張った骨の下にあるくぼみにあります。
そのくぼみを頭の骨に向かってゆっくり押してみてください。
その他、耳をこねこねマッサージするのも血流改善になり効果ありです。
少しずつ変わってゆく季節ですが、身体を整えて良い時間を過ごしていきましょう!!
鍼灸師ノリ