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鍼灸 東洋医学と冬 【コラム】

今更ながらですが、あけましておめでとうございます。鍼灸師ノリです。

 

2022年も始まったと思ったらもう1月も下旬、早い。。。

まだもう少し寒い時期が続きそうですが、皆さん体調はいかがでしょうか?

 

今回は「腎」(じん)についてです。

東洋医学では、「木・火・土・金・水」(もく・か・ど・ごん・すい)という五行と呼ばれる考え方があります。

例えば臓器でいうと、「肝・心・脾・肺・」。

季節でいうと、「春・夏・長夏・秋・」がそれに当てはまります。

つまり、冬は「腎」と関係が深いということも言えます。

 

西洋医学でいう「腎」は、腎臓と同義と考えられていて血液ろ過や尿の生成に関わります。

      

しかし、東洋医学でいう「腎」はそれと異なり、成長や機能発達に深く関わっています。

例えば、骨や筋肉・歯や髪などにも影響を与えるので、成長期などはこれらの発達に、そして壮年期から老齢期には少しずつ衰えていくといった具合にです。

冬に密接に関連している「腎」が弱っていかないように、日頃の睡眠など大切にしていきたいものです。

 

また、これは余談ですが、「肝心(肝腎)」という言葉を使ったことがある方も多いと思います。

意味合いは「重要なこと」ですが、ここで使われている「肝」「心または腎」もまた身体の臓器の中ではとても「重要だ」ということです。

 

久しぶりにコタツに入ってぬくぬくしたいと思う鍼灸師ノリでした。

  • Category / STAFF BLOG
  • Posted by 2022/01/21 5:18 pm

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