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鍼灸 東洋医学での夏 【コラム】

8月に入り、暑い日が続いていますね。 連日東京オリンピックと新型コロナのニュース一色です。

そんな現在ですが、8月7日は「立秋」です。夏の終わり~秋の始まりです。

実感はほとんどありませんが、夏は日が沈む時間が遅いのでたまに帰り道に夕暮れと夜の間のマジックアワーを見れたりするとほっこりします。

 

東洋医学では夏と秋の間のことを「長夏」といいます。

この時期は暑邪(気温)湿邪(湿度)と呼ばれる邪気により脾や胃が弱まるとされています。

脾や胃は、食べ物を消化・吸収して作られた気(エネルギー)を全身にめぐらせ、体内の水分代謝の管理を行ってくれる機能があります。

そのため、この機能が弱まると身体が重だるくなったり、むくみや食欲不振、下痢の原因にもなったりします。

 

対策としては、

➀適度に汗をかく:汗かき過ぎは禁物です

➁夏野菜や果物を食べる:水分を多く含んでいたり、口の渇きを抑える役目も、なにより美味しいです

➂適度な水分補給:一気飲みではなくちびちび飲み推奨

➃ツボを刺激する:

「陰陵泉」膝の内下方にある脾のツボ          

「漏谷」ふくらはぎ内側の真ん中         

「太衝」足の親指と人差し指の骨間

 

立秋とはいえ、まだまだ暑い日が続きますがお身体大事にしてくださいね。

 

鍼灸師ノリ

  • Category / STAFF BLOG
  • Posted by 2021/08/06 5:27 pm

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